<都内小劇場演劇人口>

ハーベスト社『都市の舞台俳優たち アーバニズムの下位文化理論の検証に向かって』2015年 田村公人 著
P187,【注、初めに(3)】L15~ より引用

都市社会学を研究されている方が、10年間都内の小劇場に密着取材をした様々な研究が書かれています。
こちらの本から引用をさせていただきます。

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(略)
そこで本書では、日本の多岐に渡る「芸術」ないしは、「芸能」団体の「ライブ」のチケットを独自のオンライン・システムを駆使して網羅的に扱い、実演団体と観客をつなぐ「文化的ゲート・キーパー」の一翼を担い続けてきた「ぴあ」直属の調査機関が独自の調査等を通じて二〇〇六年に公表した「フルタイム(=俳優業による収入が三〇〇万円以上)」と「パートタイム(=俳優業による収入が三〇〇万円未満)」を含む「現代演劇」の俳優の就業者約二五八〇〇人(=「フルタイム」は八〇〇人、「パートタイム」は二五〇〇人)という推定値(ぴあ総研、2006:201-1)を基に、この機関が公開している二〇〇五年の「現代演劇」公演のエリア別開催比率(関東七二.七%、近畿一二.三%、北陸・中部九.八%、九州三.二%、その他二.〇%)(ぴあ総研、2006:78)等を勘案しつつ、東京の生活圏域在住の「現代演劇」の「パートタイム」の舞台俳優人口の推定値を一七五〇〇人と算出した。その上で、小劇場より一回り規模の大きい中劇場を公演開催の拠点とする団体が複数存在する(あるいはこの種の団体に所属する「パートタイム」の舞台俳優が複数存在する)点、主として義務教育家庭の生徒を対象とする「演劇鑑賞教室」に資する出張公演を運営の支柱とする団体が複数存在する(あるいはこの種の団体に所属する「パートタイム」の舞台俳優が複数存在する)点等を勘案し、二〇〇五年頃というゆるやかな限定をかけざるをえないものの、東京の生活圏域在住の小劇場の舞台俳優人口の推定値を一五〇〇〇人と算出した。

ハーベスト社『都市の舞台俳優たち アーバニズムの下位文化理論の検証に向かって』2015年 田村公人 著
P187,【注、初めに(3)】L15~ より引用

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