キ上の空論#9
『みどり色の水泡にキス』
脚本・演出: 中島庸介
2018.10.17(水)~24(水)
@あうるすぽっと
“当日運営協力”担当致しました。
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ストーリー
小学5年生の頃、マコトは妹のミドリに恋をした。
それが正しい恋ではない事をマコトはとても理解していた。
そんなある日、マコトの祖父が死んだ。落ち込むミドリの前で母は言う。
『おじいちゃんは生まれ変わって、きっとまた会いに来てくれる』
それを聞いていたマコトは“輪廻”という言葉を知る。
マコトはミドリを殺す事にした。
ミドリが生まれ変わる事で、 血の繋がっていない“他人のミドリ”に会えると考えたのだ。
マコトは眠っているミドリの顔に枕を押し付け、そのまま殺した。
母はこの日から頭のネジが何本か無くなった。
それから6年が経ち、高校2年生になったマコトの前に、
臨時で赴任してきた教師が現れる。
ミドリだった。どこからどう見てもミドリだった。
だいぶ大人になったけど、見た目も、声も、名前も。
マコトは再びミドリに恋をする。マコトはミドリの長い髪が好きだった。
下がった眉毛も、他の子より華奢な体も、やわらかい声も、口調も、何もかもを愛していた。
しかし、教師のミドリは交通事故で死んだ。
蛇口をひねったように涙をこぼすマコトだったが、
幼馴染のハルヤマのおかげで、なんとか立ち直る。
そしてまた6年が経ち、印刷会社に就職したマコトは、
同じ新入社員の中に再びミドリを見つけた。
かつて妹だったミドリが、教師だったミドリが、
同じ年齢になって帰ってきたのだ。
『輪廻なんやろかコレ・・・』
マコトはミドリに恋をして、必ず失う。
けれど6年経つとミドリは蘇る、何度も・・・。
これは70年間の初恋の話。
キャスト
町田慎吾
新垣里沙
片山陽加
藤原祐規
高橋明日香
平田裕香
岩井七世
野田裕貴
清水みさと
齋藤明里
野口オリジナル
藍澤慶子
須田拓也
Q本かよ
石塚みづき
加茂井彩音
市川大貴
ホリユウキ
岸田エリ子
中三川雄介
木村美月
山脇辰哉
スタッフ
舞台監督:住知三郎
照明:若原靖・中佐真梨香
音響:水野裕
映像:松澤延拓
舞台美術:仁平祐也(A)
衣装:垰田悠
演出助手:富田喜助
制作:吉田千尋
宣伝美術:津和野諒
写真:三宅英正
ヘアメイク:中野由衣
web:小林タクシー
企画製作:株式会社オフィス上の空
《協力》
あおい/アクロスエンタテインメント/アミュレート/アービング/株式会社アクエリアス/イトーカンパニー/ECHOES/オフィスパレット/ジェイピィールーム/データリーフ/フォセット・コンシェルジュ/BLUE LABEL/MILLENNIUM PRO/ヤザ・パパ/LUCKUP/LICHT-ER/ワタナベエンターテインメント/Astar/アガリスクエンターテイメント/阿佐ヶ谷スパイダース/犬と串/梅棒/演劇ユニットルソルナ/オーストラ•マコンドー/柿喰う客/空間企画/鴻陵座/ポップンマッシュルームチキン野郎/野生児童/レティクル東京座