演劇のお仕事のオファーをもらったとき、届いた資料に「公演日程」と「あらすじ」しか書いていなかった、ということはありませんか?🤔
オファーをする側からすると、それで十分に見えるかもしれません。でも受ける側は、その資料だけでは、引き受けられるかどうかを考えられないんです。
📝 この記事で分かること
- 企画書のないオファーで、受ける側が本当に困ること3つ
- 企画書に「最低限」入れてほしい内容
- 「概要書」と「企画書」の違い
企画書のないオファーで困ることは、この図解1枚で見られます
オファーを受ける側から見て、何が分からないと困るのかは、Xで公開したこの図解に入っています👇

オファーを受ける側が困る3つのこと
①公演内容が分からない
キャストの人数や稽古期間、公演の規模感など、何も分からない状態です。
②どこの劇場なのか分からない
劇場によっても、規模感やオペレーション(劇場での作業の進め方)が変わってきます。
③拘束期間が分からない
どれくらいの稼働(仕事の量や時間)になるかによって、受けられるかどうかも変わってきます。
この3つが分からないと「見積り」が出せません
公演の内容と劇場、拘束期間の3つが分からないと、受ける側は見積り(引き受けるときの金額の目安)を出せません。
見積りが出せないと、お引き受けできるかどうかも検討できないんです。
企画書に「最低限」入れてほしい内容
図解では、企画書の例として、最低限入れてほしい内容を挙げています。オファーを受ける側が引き受けられるかどうかを考えるときに、必要になる情報です。
✅ 企画書に“最低限”入れてほしい内容(図解の例)
📋 公演概要/チケット料金/拘束期間
📖 作品内容(あらすじなど)/稽古日程/団体概要
👥 キャスト、スタッフ(人数や、決まっている情報)
🎭 脚本、演出 など
「概要書」と「企画書」の違い
「公演日程」と「あらすじ」が載っただけの書面は、「企画書」ではなく「概要書」だと、僕は考えています。
オファーをする側の方には、企画書の作り方をぜひ覚えておいてもらえたらうれしいです。主宰として公演を立ち上げたときに、僕が企画書をどう作ったかは、こちらのページで紹介しています。
オファーを受ける側で、届いた連絡に何を聞き返せばいいか迷ったときは、「最低限聞いておきたい3つのこと」とお返事の例を、こちらの記事で読めます。
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2024年11月から「フリーランス新法」が施行されています
図解のいちばん下には、オファーに関わる法律のことも書いています。演出助手は、ほとんどがフリーランス(個人事業)で働いています。そんなフリーランスと、仕事を頼む側との取引に関わる法律です。
2024年11月1日に、フリーランス新法が施行されました!仕事を頼む側(発注事業者)には、書面などによる取引条件の明示が義務付けられています。
細かい内容を自分でも理解して、良い労働環境をつくっていってください!
法律の中身は、公正取引委員会のページで確かめられます。フリーランスのトラブルの相談窓口として、厚生労働省の委託事業のフリーランス・トラブル110番もあります。
まとめ
- 企画書のないオファーで困るのは、公演内容・劇場・拘束期間が分からないこと
- この3つが分からないと、受ける側は見積りが出せず、引き受けられるかどうかも検討できない
- 企画書には、公演概要・チケット料金・拘束期間・作品内容・稽古日程・団体概要・キャスト・スタッフ・脚本・演出などを入れておきたい
- 「公演日程」と「あらすじ」だけの書面は、「企画書」ではなく「概要書」だと僕は考えている
- 2024年11月1日から、フリーランス新法で、仕事を頼む側(発注事業者)に書面などによる取引条件の明示が義務付けられている
オファーを出すときに企画書がそろっていると、受ける側もすぐに検討を始められます。次にオファーを出すとき、受けるときに、この図解を思い出してもらえたらうれしいです😊
関連リンク
- 図解はXで公開しています → X @BMG_Hasegawa
- 演劇のお仕事についての相談 → 演劇相談所
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