「この期間、空いてる?」って連絡、届いたことはありませんか?
空いてはいるけど、何の仕事なのかはまだ分からない。そんなとき、どう返せばいいか迷うんですよね🤔
📝 この記事で分かること
- 演劇界でよくある「ざっくりオファー」の3つのパターン
- オファーが来たら最低限聞いておきたい3つのこと
- 返事に迷ったときの、お返事の例
演劇の「ざっくりオファー」は、中身が見えないまま届く依頼です
演劇の仕事の依頼には、日程やお願いだけが先に届いて、仕事の中身やお金の話がまだ見えないものがあります。図解では、そういう依頼を「ざっくりオファー」と呼んでいます。
僕自身、演劇の現場で17年やってきた中で、ギャラの不当な値引きや、不当な金額の提示、未払いや支払いの遅れを、本当に何度も経験してきました。
オファーが届いたときに最低限聞いておきたいことは、Xで公開したこの図解に入っています👇

演劇界でよくある「ざっくりオファー」3選
図解の3つは、よくあるオファーの言葉と、それを受け取ったときの心の声です。
①「この期間空いてる?」
日程だけを聞かれるパターンです。
心の声は「空いてるけど何やらせる気なの、、、?」です。空いているかどうかには答えられても、何の仕事か分からないと、受けるかどうかまでは決めにくいんですよね😅
②「この期間○○お願いできますか?」
仕事の名前と日程は分かるけれど、条件がまだ見えないパターンです。
心の声は「ギャラとか劇場規模とか詳細先にもらえないと判断できませんけど」です。同じ仕事の名前でも、劇場の規模やギャラによって、引き受けられるかどうかは変わってきます。
③「金額は実際に動いてみてもらってから決めてもいいですか?」
金額が、仕事を始めたあとに決まるパターンです。
心の声は「別にいいけど後で絶対に文句言うなよ?絶対だぞ?」です。事前に聞いていなかった稼働(仕事の量や時間)が、あとからトラブルになることもあるんです。
オファーが来たら最低限聞いておきたい3つのこと
- 業務内容(何をするのか)
- 報酬の額(いくらなのか)
- 支払い期日(いつ支払われるのか)
業務内容が分かると、自分が引き受けられる仕事かどうかを考えられます。報酬の額と支払い期日が分かると、その期間の生活の見通しも立てやすくなります。
図解のお返事の例では、この3つに加えて「拘束期間」(その仕事のために空けておく期間)も聞いています。
聞くことを怖がらないで大丈夫です!仕事を受ける以上、当然の質問なんです😊
返事に迷ったときの「お返事の例」3つ
「聞きたいけど、どう聞けばいいか分からない…」というときのために、図解にはお返事の例が3つ載っています👇
お返事の例1|決まっていることを伺う
劇場の規模や作品内容など、決まっていることがあれば詳細など伺うことは可能でしょうか?
具体的な業務内容や拘束期間、ギャランティ(支払い日含む)などによってお引き受けできるかどうか検討させていただきたいです。
ご確認の程何卒よろしくお願いいたします。
お返事の例2|「空いてはおりますが」から案件を伺う
空いてはおりますがどのような案件でしょうか?
業務内容や拘束期間、ギャランティ(支払い日含む)などによってお引き受けできるかどうか検討させていただきたいです。
ご確認の程何卒よろしくお願いいたします。
お返事の例3|ご予算と支払い日を伺う
金額ですが、現状取っていただいているご予算はどのくらいになるでしょうか?
最大の金額と支払い日が分かれば、その範囲内での業務を担当させていただけるようにご相談をさせていただきたいです。
ご確認の程よろしくお願いいたします。
✅ 3つのお返事に共通していること
🗒 業務内容・拘束期間・ギャランティ(支払い日含む)や、ご予算と支払い日を具体的に聞いている
🤝 「お引き受けできるかどうか検討させていただきたい」「ご相談をさせていただきたい」と、引き受けるかどうかを考えるための質問として伝えている
2024年11月から「フリーランス新法」が施行されています
演出助手は、ほとんどがフリーランス(個人事業)で働いています。そんなフリーランスと、仕事を頼む側との取引に関わる法律ができました。
2024年11月1日に、フリーランス新法が施行されました!仕事を頼む側(発注事業者)には、書面などによる取引条件の明示が義務付けられています。
細かい内容を自分でも理解して、良い労働環境をつくっていってください!
法律の中身は、公正取引委員会のページで確かめられます。フリーランスのトラブルの相談窓口として、厚生労働省の委託事業のフリーランス・トラブル110番もあります。
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まとめ
- 「ざっくりオファー」は、日程やお願いだけが先に届いて、仕事の中身やお金の話が見えない依頼
- よくあるのは「この期間空いてる?」「この期間○○お願いできますか?」「金額は実際に動いてみてもらってから決めてもいいですか?」の3つ
- 最低限聞いておきたいのは、業務内容・報酬の額・支払い期日
- お返事の例は3つとも、仕事の中身やお金のことを、引き受ける前に具体的に聞いている
- 2024年11月1日から、フリーランス新法で、仕事を頼む側(発注事業者)に書面などによる取引条件の明示が義務付けられている
次にざっくりしたオファーが届いたら、図解のお返事の例を思い出してみてください。最初に3つを確かめておくと、安心してその仕事に向き合いやすくなると思います😊
関連リンク
- 図解はXで公開しています → X @BMG_Hasegawa
- 演劇のお仕事についての相談 → 演劇相談所
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