演出助手が使っているソフトとアプリ8つ|Word・Excelから無料ツールまで

現場で必須の仕事道具

演出助手が使っているソフトとアプリ8つ|Word・Excelから無料ツールまで

PR:この記事にはアフィリエイトリンクを含みます。紹介しているのは、実際に現場で使っている・使ったことがある道具だけです。

演出助手の仕事時間の多くは、資料をつくる時間です。

じゃあ何で作っているのか。意外と誰も教えてくれないところだと思います😅

📝 この記事で分かること

  • 資料づくりの中心になる2つのソフト
  • 無料で使えるツール6つ
  • それぞれいくらかかるのか

中心はWordとExcelです

✅ 使い分けはこれだけ

📝 Word … 台本、テキレジ
📊 Excel … 香盤表、スケジュール、各種リスト
この2つを覚えておくと、どの現場でも通用します

まずここが土台になります。

基本的な資料づくりは、WordとExcelが中心です。

使い分けはこうなっています。

  • Word … 台本、テキレジ
  • Excel … 香盤表、スケジュール、各種リスト

この2つの使い方を覚えておくと、どの現場でも通用します。

演出助手の資料はだいたいこのどちらかで作られているからです。

そしてもうひとつ。

実際の現場では、Excelと合わせてGoogleスプレッドシートを使うことも多いです。

カンパニーで同じ表を同時に触りたいとき、資料をすぐ共有したいときは、スプレッドシートのほうが早い。Excelで作ってスプレッドシートで共有する、という使い方も普通にあります。

どちらか一方ではなく、両方使えるようにしておくのが実際のところだと思ってください。

費用と、安く済ませる方法

はせがわ

毎月払う形にこだわらなくて大丈夫です。バージョンが少し古い買い切りのOfficeでも問題なく回ります。ここは無理をしないでください😊

Microsoft 365 だと月額2,130円(2025年6月時点)。必要経費として捻出する部分ですね。

ただ、ここは知っておいてほしいのですが──

バージョンが少し古い買い切りのOfficeでも、まったく問題ありません。

毎月払う形にこだわらなくて大丈夫です。買い切りを1本持っておくだけでも仕事は回ります💡

ノートパソコン office搭載 15.6型 メモリ8GB SSD256GB
created by Rinker

最初からOfficeが入っているパソコンを選ぶ、というのも手です。別々に買うより手間が少ないので、これから1台目を買う方には素直な選択肢だと思います。

Excelのテンプレがあると、さらに早いです

Excelが使えるようになったら、次は毎回ゼロから作らないことです。

BMGでは、香盤表・小道具表・スケジュール表などをそのまま使える形にまとめています。

BMG香盤表テンプレ2024|演出助手に必須のテンプレート集(6点・Excel/スプレッドシート版)

Googleドキュメント / スプレッドシート

Word・Excelと基本の機能は同じです。違うのはこの3つ。

  • 他の人と共同編集ができる
  • ブラウザ上で使える
  • 資料どうしでリンクを張れる

基本無料です。

ただし注意点があって、業界の人全員がGoogleを使っているわけではありません。 なので「Googleだけあればいい」とはならず、Microsoft 365も結局必要になります。両方持っておくのが現実解です。

Googleドライブ / Dropbox

データや資料の共有で使うクラウドストレージです。

1つの公演のカンパニーで、1つのフォルダを共有するという使い方が基本になります。図面・香盤表・スケジュールなどをそこに置きます。

基本の利用は無料。無料容量を超えると有料プランが必要です(2025年6月時点)。

  • Googleドライブ ベーシック:月額290円 / 100GB
  • Dropbox Plus:月額1,500円 / 2TB

稽古動画を扱いはじめると容量はけっこう食うので、そこで検討する感じですね。

GoodNotes

台本や資料へのメモを取るデジタルノートアプリです。年額1,350円(2025年6月時点)。

タブレットを使うデジタル派と、紙のアナログ派がそれぞれいます。詳しくは別記事に書きました。

あわせて読みたい

台本をiPadで読む|演出助手がGoodNotesを使う理由と、iPadやタブレットの選び方

台本と稽古場のメモをiPad1台にまとめる方法。デジタル派の主流アプリGoodNotesの費用、iPadは性能が良いほどいい理由、Apple Pen…

Canva

基本無料のデザインツールです。

そこまで出番は多くないのですが、画像をちょっと編集したいときに手軽に使えます。たとえば転換表に使う図面を少しいじって、セットの位置を伝わりやすくする、といった場面ですね。

Shotcut(動画編集)

稽古動画の編集に使います。

以前はCapCutを使っていたのですが、有料になってしまったので、いまはShotcutという無料のソフトを使っています。

Shotcutは無料のオープンソースで、Windows・Mac・Linuxのどれでも動きます。カット、テロップ、BGMの追加といった、稽古動画の資料づくりに必要なことは一通りできます。

Macの方はiMovieでも大丈夫です。

稽古動画の管理と撮影は演出助手の必須業務なので、見やすい動画資料を作るためにも、使えるようになっておくとかなり良いです。

あわせて読みたい

稽古動画のカメラ、結局どれを買えばいい?|演出助手が3機種を使って比べました

稽古の記録用カメラをどう選ぶか。演出助手が実際に使ってきた3機種(ZOOMのハンディレコーダー型/Canon iVIS mini X/DJI Osm…

Audacity(音声編集)

⚠️ 触るのは仮編集までです

細かい編集は専門の音響さんにやってもらうべきところです。演出助手が触るのは、あくまで情報共有のための仮編集だと思っておいてください。

基本無料の音声編集ソフトです。

BGMやSEを「ちょっと編集したらどうなるか」を試すときに使います。

ここは線引きを書いておきます。細かい編集は、専門の音響さんにやってもらうべきです。 演出助手が触るのは、あくまで情報共有のための仮編集だと思っておいてください⚠️

GIMP(画像編集)

基本無料。Photoshopの下位互換のようなソフトですが、かなりいろいろできます。

Canvaより細かい編集ができるので、図面の仮編集などに向いています。

ただし操作が少し難しいので、他の作業に慣れてから取り組むのがいいと思います。最初に手を出すツールではありません。

有料が要るのは実質Officeだけ。あとは無料で、必要になったときに足していけば足ります!

まとめ

  • 資料づくりの中心はWordとExcel。Word=台本・テキレジ/Excel=香盤表・スケジュール・各種リスト
  • 実際はExcelとスプレッドシートを併用する。共有はスプレッドシートのほうが早い
  • Microsoft 365 は月額2,130円。ただし古い買い切りOfficeでも問題ない
  • Google系は無料だが、業界全員が使っているわけではないのでOfficeも要る
  • クラウドは公演ごとに1フォルダ。無料枠を超えたら有料プランを検討
  • GoodNotes(年1,350円)はデジタル派向け
  • Canva・Shotcut・Audacity・GIMPは基本無料
  • Audacityで触るのは情報共有のための仮編集まで。細かい音は音響さんの領域
  • GIMPは慣れてから

※金額はすべて2025年6月時点のものです。

まずはExcelを1つ、自分で開いてみるところからで大丈夫です。無料のツールは、必要になったときに足していけば間に合いますよ!


関連リンク

📖 あわせて読みたい

他の道具もまとめています

演出助手が実際に使っている道具11選|稽古場に持っていくものリスト

演出助手が稽古場に持っていく道具を、「絶対に必要なもの」と「あると便利なもの」に分けて11個。予算が限られているならまず揃えたい3つと、その理由もあ…

もっと知りたい方へ

X @BMG_Hasegawa|演劇の図解を週2本ペースで公開中

演劇の図解を週2本ペースで公開中

香盤表の見方、スタッフの役割、現場で飛び交う用語。「知らないと困る」を1枚の図解にしてXで出しています。フォローで毎週届きます。

舞台演劇テンプレ集|香盤表・スケジュール表などすぐ使える書式

資料をゼロから作る時間をなくす

香盤表・転換表・小道具表・場当たり進行表・稽古スケジュール。現役の演出助手が実際に現場で使っている書式を、そのまま使える形にまとめました。

演劇相談所|演劇を仕事にする道筋を個別に相談できます

「これ誰に聞けばいいの?」を解消する

演劇を仕事にしたいけれど道筋が分からない。今の現場での悩みを相談したい。そんなときのための個別相談の窓口です。

関連記事