「バミっておいて」と言われたら|演出助手が持っていくテープ2種と選び方

現場で必須の仕事道具

「バミっておいて」と言われたら|演出助手が持っていくテープ2種と選び方

PR:この記事にはアフィリエイトリンクを含みます。紹介しているのは、実際に現場で使っている・使ったことがある道具だけです。

「ここ、バミっておいて」

初めて言われたとき、正直どのテープのことか分かりませんでした😅

📝 この記事で分かること

  • バミリに使うテープはどれを買えばいいのか
  • 色分けをどう決めるか
  • 養生テープとの使い分け

バミリって何のことでしょう

はせがわ

最初の現場で「バミっておいて」と言われて、手元の養生テープを出して首をかしげたのを覚えています。誰も教えてくれない言葉なんですよね😅

先に言葉のほうを。

バミリ=舞台や稽古場の床に貼る、立ち位置や道具の位置を示す目印のことです。動詞にして「バミる」と使います。

語源には「場を見る」説と、「場」+「印」説の2つがあって、諸説あるところです。

言葉そのものについては、用語辞典のほうで詳しく書いています。

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① ビニールテープ(色つき)

ヤマト ビニールテープ 定番5色セット(橙・白・ピンク・空・黄)19mm幅
created by Rinker

バミリのメインで使うのがこれです。

買うときのポイントは色が複数入っているものを選ぶこと。単色を1本だけ持っていっても、現場で足りなくなります。

色分けのルールは、決まっていません

⚠️ 正解を探さなくて大丈夫です

バミリの色分けに業界共通のルールはありません。カンパニーと、バミリをする人によって変わります。大事なのは、その現場でルールを決めて関わる人と共有することです。

ここは誤解されやすいところなので、はっきり書いておきます。

バミリの色分けに、業界共通のルールはありません。

カンパニーと、バミリをする人によって変わります。

なので「1場は何色」みたいな正解を探さなくて大丈夫です。大事なのは、その現場でルールを決めて、それを関わる人と共有することのほうです💡

逆に言うと、色つきを何色か持っていれば、その現場のルールにいくらでも合わせられます。だから複数色なんですね。

バミリの形はT字か×が多いです

これもよく聞かれます。

立ち位置の目印は、T字か×で貼ることが多いです。

点で貼るより、向きや中心が分かるので伝わりやすいんだと思います。

劇場では蓄光テープという選択肢もあります

暗いところで光るテープです。転換で使う場面があります。

バミリって、転換中の希望の星印なんですよね。暗いなかで「ここだ」と分かる目印があるかどうかで、動きやすさがまったく違います✨

② 養生テープ

寺岡製作所 TERAOKA No.4140 Pカットテープ 建築・塗装養生テープ 透明 50mm×25m
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もう1種類がこれです。

養生テープはきれいに剥がせるのが持ち味で、貼って剥がす前提の場面で使います。

こちらは現場に行くごとに、その都度必要なぶんを用意しておくのがいいと思います。作品や劇場によって使う量がぜんぜん違うので、常備というより都度補充のイメージです。

2つの使い分け

✅ 持っていくのはこの2種類

🎨 色つきビニールテープ … 位置を示す。色で意味を分ける
🟩 養生テープ … 留める・仮で押さえる。剥がす前提

ざっくり言うとこうなります。

  • ビニールテープ(色つき) … 位置を示す。色で意味を分ける
  • 養生テープ … 留める・仮で押さえる。剥がす前提

どちらも「テープ」ですが、役割が別物です。両方カバンに入っている状態が理想ですね。

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演出助手は「貼る人」であり「確認する人」でもあります

最後にひとつ。

演出助手は立ち位置などのバミリを貼ることもありますが、それと同時に稽古場に美術セットのバミりがちゃんとされているか確認する立場でもあります。

セットがどうなっているかが、床を見れば分かる。その状態を保つのは、稽古を進める側の仕事でもあるんですよね。

だからテープは、自分が貼るぶんだけでなく足りなくなったときにすぐ足せる量を持っておくと安心です😊

色つきを何色か持っていれば、どの現場のルールにも合わせられます。まずはそこからで大丈夫です!

まとめ

  • バミリ=床に貼る、立ち位置や道具の位置の目印。動詞は「バミる」
  • メインは色つきのビニールテープ複数色が入ったものを選ぶ
  • 色分けに業界共通のルールはない。カンパニーと貼る人による。決めて共有することが大事
  • バミリの形はT字か×が多い
  • 蓄光テープは転換で活きる
  • 養生テープは剥がす前提の用途。都度必要なぶんを用意する
  • 演出助手は貼るだけでなく、バミリの状態を確認する立場でもある

次に現場に入るとき、カバンに色つきのテープが何色入っているか見てみてください。1色しかなかったら、そこが最初の買い足しどころです!


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